

ミャンマーチーク
英語名:
Myanmar Teak
学術名:
Tectona grandis
分類:
広葉樹
比重:
0.55〜0.70
硬さ | 耐久性 | 加工性 | 家具適性 |
|---|---|---|---|
★★★★☆(4/5) | ★★★★★(5/5) | ★★★☆☆(3/5) | ★★★★★(5/5) |
一枚板適性 | 希少性 | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
★★★★☆(4/5) | ★★★★★(5/5) | ★★★★★(5/5) | ★★★★★(5/5) |
主産地
ミャンマー(主産地・最高品質)
タイ
インド
インドネシア(植林材)
タイ、ミャンマー(ビルマ)、インドネシアなどの産地がありますが、最高級チークはミャンマー産のみとされています。ミャンマー国内では海抜920m以下の低い丘から平地にかけて混成落葉樹林として群生しており、資源保護上ゆっくりかつしっかり成長したチークを選別しているため、品質の狂いが少なく寸法安定性・耐久性に優れています。 HattoriwoodE-teak
概要
ミャンマーチークは、ウォールナット・マホガニーと並んで世界三大銘木と呼ばれ、東南アジアでは数千年前から寺社仏閣など重要な建築物に使われてきた、まさに木材の王者とも呼ぶべき存在です。油分が多いため耐水性が高く、じっくり乾燥させることで他の樹種よりも耐久性が高いことで知られています。ミャンマーでは伐採後に「巻き枯らし」と呼ばれる独自の工程を経て出荷されるため、含水率やヤニの調整が行われ、堅牢性や寸法安定性をさらに高めた優れた材が産出されます。オリエント急行やクイーンエリザベス号など世界中のラグジュアリーな空間にも採用されてきた、格と実績を兼ね備えた最高峰の銘木です。
メリット
耐水性・耐久性・防虫性がすべてトップクラス
室内外どちらにも使用できる汎用性の高さ
経年変化が美しく、使い込むほど風格が増す
油分を豊富に含み日常のメンテナンスが容易
世界三大銘木としてのブランド・資産価値がある
寸法安定性が高く、長期使用でも狂いが少ない
デメリット
天然材の流通量が年々減少し、希少性・価格が上昇
シリカ成分により刃物を傷めやすく加工コストがかかる
油分が多く塗装・接着剤の選択に注意が必要
インドネシア産植林チークとの品質・価格差が大きく見極めが必要
乾燥に時間がかかるため製品化までのリードタイムが長い
類似樹種
インドネシアチーク(植林チーク)
アフリカチーク(イロコ)
チェンチェン
マホガニー
ウォールナット
色味
黄褐色〜黄金褐色(新材時)
茶褐色(経年後)
深い飴色(長期経年後)
茶色は黄金色または黄褐色で、時間とともにより飴色に美しさを増していきます。ミャンマー産は成熟した木を使用し、濃い茶褐色で油分が豊富です。産地や樹齢によって色の濃淡に個体差があります。
木目
直線的で通直な木理
茶褐色の濃淡によるはっきりした木目
部分的に波状・リボン杢が現れることもある
節が少なくすっきりとした表情
木目は直線的ですが、ところどころに波のような杢目が現れます。茶褐色で濃淡の差が大きいため、木目がはっきりしている点が特徴です。熱帯雨林に育つ木の特徴でもある節の少なさも魅力 です。
特徴
世界三大銘木のひとつ
天然オイルによる優れた耐水性・耐久性
テクトキノンによる高い防虫・抗菌性
節が少なくすっきりとした木目
寸法安定性が高く狂いが出にくい
経年変化で深みある飴色へと変化
室内外を問わず使用できる万能性
おススメの方
世界三大銘木を日常使いしたい方
耐久性・耐水性を最優先に木材を選びたい方
経年変化の美しさを長期間楽しみたい方
屋内外両方で使えるテーブルやデッキ材を探している方
資産価値のある家具・内装材を求める方
メンテナンスが楽な無垢材を希望する方
材木屋コメント
正直、「チーク」と一口に言っても、植林材と天然ミャンマーチークでは別物です。手に持った瞬間の重さと、あの独特の油っぽさが本物の証明。「高い」と言われますが、50年後も使えると思えば安いくらいです。うちでも良材が入ったときは真っ先に常連さんに連絡します。
家具職人コメント
チークは刃物が傷むので正直ちょっと手間です。でも削り終わったときのあの表面、他の木では出せない。塗装前に油分を拭かないと後で泣きを見るので、そこだけは丁寧にやります。お客さんに納品したあと「10年経ったらもっと良くなった」と連絡が来る、そういう木です。
経年変化
新材時は黄褐色ベースに黒い筋模様が入りますが、年月とともにタールが蒸発し、全体的に深みのある飴色へと変化します。屋外使用では紫外線によりグレー色になることがありますが、耐久性には問題なく、オイルメンテナンスで美しい色味を保てます。

用途
家具, カウンター, フローリング, 外装, 店舗什器
SEO説明
ミャンマーチーク(本チーク)とは?特徴・用途・木目・価格を材木店が解説|樹種図鑑
SEOタイトル
ミャンマーチーク(本チーク)の特徴・用途・木目・比重・経年変化を詳しく解説。世界三大銘木のひとつで、耐水性・耐久性・防虫性がトップクラス。高級家具から船舶・ウッドデッキまで幅広く活躍する最高峰の銘木です。
F&Q
Q. ミャンマーチークとインドネシアチークの違いは何ですか?インドネシア産は計画植林材で生育が早く、チーク特有の耐久性・寸法安定性は備えていますが、ミャンマー産天然チークの方が樹齢が高く、油分・耐久性・色の深みで格上とされています。
Q. 屋外で使用できますか?高い耐水性から船の甲板や屋外デッキにも使われてきた実績があります。長期間の雨露にさらされる場合は定期的なオイルメンテナンスを推奨します。
Q. メンテナンスは大変ですか?豊富な油分を含むため日常の手入れは乾拭き程度で十分です。定期的なチークオイルの塗布で美しさを長期間保てます。
Q. なぜ高価なのですか?伐採から出荷まで6〜7年かかるうえ、ミャンマー政府の資源管理により天然材の輸出が厳しく制限され、流通量が年々減少しているためです。

































