

ラワン
英語名:
Lauan
学術名:
Shorea spp.
分類:
広葉樹
比重:
0.40~0.75
硬さ | 耐久性 | 加工性 | 家具適性 |
|---|---|---|---|
★★★☆☆(3/5) | ★★★☆☆(3/5) | ★★★★☆(4/5) | ★★★★☆(4/5) |
一枚板適性 | 希少性 | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
★★☆☆☆(2/5) | ★★★☆☆(3/5) | ★★☆☆☆(2/5) | ★★★★☆(4/5) |
主産地
フィリピン
マレーシア
インドネシア
パプアニューギニア
現在では天然林保護の影響により、昔ほど大量には流通していません。
概要
ラワンは昭和から平成初期にかけて日本の建築業界を支えた代表的な輸入木材です。かつては住宅建築、家具、建具、合板などあらゆる分野で大量に利用され、「日本で最も使われた輸入木材」と言われるほど普及しました。
ラワンは単一樹種ではなく、東南アジアに分布するフタバガキ科樹木の総称です。そのため材質や色味には幅がありますが、総じて加工しやすく安定した品質を持っています。
現在は天然林保護や伐採規制の影響で流通量が減少し、昔ほど身近な木材ではなくなりましたが、日本の木材史を語るうえで欠かせない重要な樹種群です。
メリット
加工しやすい
比較的安価
建築用途が豊富
家具材にも使える
合板に適する
塗装しやすい
流通実績が豊富
材質が安定している
デメリット
樹種差が大きい
高級感は控えめ
天然林資源の減少
一枚板用途は少ない
類似樹種
メランチ
アガチス
ラジアータパイン
ファルカタ
ホワイトウッド
色味
レッドラワン
赤褐色
赤茶色
ホワイトラワン
黄白色
淡黄褐色
イエローラワン
黄褐色
黄赤色
樹種によって色味が大きく異なります。
木目
通直木理
穏やかな木目
比較的均一
柔らかな表情
板目が出やすい
派手な杢は少なく、実用材らしい落ち着いた木目です。
特徴
日本の建築業界を支えた輸入材
合板原料として有名
加工しやすい
流通実績が豊富
木目が穏やか
比較的安価
樹種の幅が広い
建築材との相性が良い
戦後日本の住宅建築を支えた代表的な木材です。
おススメの方
建築用途を考えている方
木工初心者
コストを抑えたい方
DIYを楽しみたい方
昔ながらの木材に興味がある方
材木屋コメント
ラワンは昔の材木屋なら誰もが扱っていた木材です。現在は流通量が減りましたが、建築資材や合板の歴史を語る上では欠かせません。昔の良質なラワンは今見ると非常に良い材だったと感じます。
家具職人コメント
ラワンは加工しやすく、素直な木材という印象です。高級家具材ではありませんが、建具や収納家具など実用的な用途では非常に使いやすく、長年職人に親しまれてきた木材です。
経年変化
黄褐色や赤褐色から落ち着いた飴色へ変化します。
変化は比較的穏やかです。

用途
内装, 建具, 木工
SEO説明
ラワンとは?特徴・用途・木目・価格を材木店が解説|樹種図鑑
SEOタイトル
ラワンの特徴や用途、木目、価格、経年変化を詳しく解説。東南アジア産フタバガキ科樹木の総称で、日本の建築業界を長年支えてきた代表的な輸入木材です。
F&Q
Q. ラワンは樹種名ですか?
厳密には違います。
複数のフタバガキ科樹木をまとめた流通名称です。
Q. ラワン合板とは何ですか?
ラワン材を原料とした合板です。
日本の住宅建築で長年使われてきました。
Q. 家具材として使えますか?
使えます。
現在でも家具内部材や収納家具などに利用されています。
Q. なぜ昔ほど見なくなったのですか?
天然林保護や輸出規制により流通量が減少したためです。

































