

シチマントスギ(四万十杉)
英語名:
Japanese Cedar (Shimanto)
学術名:
Cryptomeria japonica
分類:
針葉樹
比重:
0.35〜0.45
硬さ | 耐久性 | 加工性 | 家具適性 |
|---|---|---|---|
★★☆☆☆(2/5) | ★★★☆☆(3/5) | ★★★★★(5/5) | ★★★☆☆(3/5) |
一枚板適性 | 希少性 | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
★★★☆☆(3/5) | ★★★☆☆(3/5) | ★★★☆☆(3/5) | ★★★★★(5/5) |
主産地
高知県四万十市
高知県四万十町
高知県幡多郡
高知県西部・奥四万十地域全般四万十川流域は年間降水量2,500mm以上の温暖多雨な太 平洋型気候で、スギが旺盛に成長します。
概要
四万十杉は、高知県四万十川流域を中心に産出されるスギのブランド材です。温暖多雨な土佐の気候がスギに伸びやかな成長と豊かな色調をもたらします。
吉野杉のような極限の緻密さとは異なり、やや広めの年輪幅が生み出す力強い板目木目と赤みがかった温かみのある色調が最大の魅力です。近年は高知県によるブランド化・流通促進が進み、「次世代の国産スギブランド」として建築家・インテリアデザイナーからの注目度が高まっています。
メリット
温かみのある個性的な色調と木目
加工・施工がしやすく職人に扱いやすい
吸放湿性が高く室内環境に優しい
軽量で施工時の取り回しが良い
コストパフォーマンスが高い
ブランド価値が上昇傾向
デメリット
柔らかく傷がつきやすい
吉野杉・秋田杉ほどの緻密さはない
ブランド認知度がまだ発展途上
良材の安定確保には流通ルートの確認が必要
類似樹種
吉野杉
天竜スギ
秋田スギ
北山杉
土佐材(高知県産スギ一般)
色味
淡赤褐色〜赤みがかった褐色
温かみのある濃いめのピンク〜赤系の色調
クリーム〜淡黄色(辺材)
吉野杉と比べると赤みがやや強く、温かみと存在感のある色調が特徴です。
木目
やや大き めの年輪幅
力強い板目木目・大きな山形模様
素直で通直な木理
温かみと躍動感のある表情吉野杉の緻密さとは対照的に、温暖多雨な気候のもと伸びやかに成長するため年輪幅がやや広く、板目面の力強い山形木目が豊かな表情を生み出します。
特徴
温かみのある赤みがかった豊かな色調
力強い板目木目と躍動感のある表情
加工性・施工性が非常に高い
軽量で取り回しのよさ
吸放湿性が高く室内環境に優しい
コストパフォーマンスの良さ
おススメの方
温かみのある色調・木目が好きな方
コストパフォーマンスを重視する方
国産材・高知県産材にこだわる方
内装全体に温もりと個性を出したい方
軽量で扱いやすい材を求める職人・大工
材木屋コメント
四万十杉は「これから来る国産材」として注目している材の一つです。豊かな色調と表情のある木目は他産地にはない個性があり、首都圏でも指名で求めるお客様が確実に増えています。価格がまだ手頃なうちに使い始めるなら今がチャンスだと思っています。
家具職人コメント
四万十杉の赤みのある色調は空間に映えます。内装材として使うと壁・天井・床が生き生きとした表情になり、施主からの評判が非常に良いです。加工のしやすさと軽量さで施工効率も高く、コストと品質のバランスが良い材だと感じています。
経年変化
新材時の赤みがかった淡褐色から、経年とともに深みのある飴色・赤褐色へと変化します。油分が豊かで使い込むほどに艶が増し、温かみのある表情が育まれます。

用途
構造材, 内装, 建具, 木工
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四万十杉(シチマントスギ)とは?特徴・用途・木目・価格を材木店が解説|樹種図鑑
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四万十杉(シチマントスギ)の特徴・用途・木目・価格・経年変化を詳しく解説。高知県四万十川流域産の国産スギブランドで、温かみのある赤みがかった色調と力強い木目が特徴。フローリングから内装造作・構造材まで幅広く活躍する注目の国産材です。
F&Q
Q. 吉野杉との違いは何ですか?
育林環境と木目の表情が異なります。吉野杉は密植育林による極限の緻密さが特徴ですが、四万十杉は温暖多雨な気候のもと伸びやかに育つため年輪幅がやや広く、力強い板目木目と赤みの強い色調が個性です。
Q. 構造材にも使えますか?
使えます。一般的な住宅の構造材として十分な強度を持ちます。産地と直結した工務店・ビルダーによる四万十杉の家づくりも増えています。
Q. なぜ近年注目されているのですか?
高知県と生産者が連携したブランド化・プロモーションが本格化し、豊かな色調と個性ある木目が建築家・設計者に評価されています。価格もまだ手頃で、コストパフォーマンスの良さも注目の理由です。

































