

リグナムバイタ
英語名:
Lignum Vitae
学術名:
Guaiacum officinale
分類:
広葉樹
比重:
1.20~1.37
硬さ | 耐久性 | 加工性 | 家具適性 |
|---|---|---|---|
★★★★★(5/5) | ★★★★★(5/5) | ★☆☆☆☆(1/5) | ★★☆☆☆(2/5) |
一枚板適性 | 希少性 | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
★☆☆☆☆(1/5) | ★★★★★(5/5) | ★★★★★(5/5) | ★★★★☆(4/5) |
主産地
キューバ
ジャマイカ
ハイチ
ドミニカ共和国
バハマ
中央アメリカ
現在は保護規制の対象となっており、新材の流通は極めて限定的です。
概要
リグナムバイタは「世界で最も重く硬い木材」として知られる伝説的な銘木です。比重は1.2を超え、水に沈むほどの重量を持っています。また天然の油分を大量に含むため、潤滑性能にも優れています。
かつては船舶のプロペラ軸受けや滑車、機械部品など金属の代わりとして使用されていました。自己潤滑性を持つため、海水中でも長期間使用できる特殊な木材として高く評価されていました。
現在ではワシントン条約による保護対象となっており、新材の流通は極めて少なく、実質的にはコレクターズウッドや博物館級の銘木となっています。
メリット
圧倒的な硬度
非常に高い耐久性
摩耗しにくい
腐りにくい
天然潤滑性を持つ
独特の重量感
希少価値が高い
コレクション性が高い
デメリット
極めて高価
入手困難
加工が難しい
刃物を傷めやすい
大型材が少ない
類似樹種
イペ
ウリン
エボニー
スネークウッド
グリーンハート
色味
黄緑色
緑褐色
暗緑褐色
黒褐色
製材直後は緑色を帯びることがあり、時間とともに濃い褐色へ変化します。
木目
非常に緻密
細かい木目
油分が多い
重厚感がある
独特の光沢
木肌は極めて緻密で、磨くと天然石のような艶が現れます。
特徴
世界最高クラスの硬度
水に沈む
天然油分が非常に多い
摩耗に強い
自己潤滑性を持つ
腐朽に極めて強い
希少性が非常に高い
歴史的価値が高い
木材というより特殊工業素材に近い性能を持っています。
おススメの方
希少木材コレクター
特殊木工を行う方
銘木愛好家
工業木材に興味がある方
世界最高クラスの木材を所有したい方
材木屋コメント
リグナムバイタは普通の材木屋ではまず扱う機会がありません。銘木市場でも滅多に見かけない木材で、もし良材が出てきたら木材好きなら一度は手に取ってみたい伝説的な存在です。重さと油分の多さには誰もが驚きます。
家具職人コメント
リグナムバイタは木材というより工業素材に近い感覚があります。加工すると刃物への負担が大きく、一般家具にはほぼ使いませんが、その緻密さと重量感は他の木では味わえません。手に持った瞬間に異質さが伝わる木材です。
経年変化
黄緑色から深い緑褐色、黒褐色へ変化します。
油分による独特の深みと艶が増していきます。

用途
楽器, 工芸, 木工
SEO説明
リグナムバイタとは?特徴・用途・木目・価格を材木店が解説|樹種図鑑
SEOタイトル
リグナムバイタの特徴や用途、木目、価格、経年変化を詳しく解説。世界最高クラスの硬度と比重を持ち、水に沈むことで知られる伝説的な超高級銘木です。
F&Q
Q. 本当に水に沈みますか?
沈みます。
比重が1を超えるため、水より重い木材です。
Q. なぜ船舶部品に使われたのですか?
天然油分が多く、自己潤滑性を持つためです。
金属軸受けの代替として利用されていました。
Q. 現在も流通していますか?
ごく少量です。
多くは古材や在庫材になります。
Q. 世界一硬い木ですか?
代表的な超高硬度材の一つです。
比重・耐摩耗性・耐久性では世界最高クラスに位置します。

































