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長野県全域(特に北信・東信・南信地区)

長野県木曽郡

長野県上伊那郡

長野県諏訪郡・茅野市周辺長野県はカラマツ人工林の面積が全国最大で、国産カラマツ材の主要供給地です。標高1,000m前後の高冷地で育つため成長は遅く、年輪が緻密で強度の高い材が育ちます。

シンシュウカラマツ(信州唐松)

英語名:

Japanese Larch (Shinshu)

学術名:

Larix kaempferi

分類:

針葉樹

​比重:

0.45〜0.60

硬さ
耐久性
加工性
家具適性
★★★★☆(4/5)
★★★★☆(4/5)
★★★☆☆(3/5)
★★★★☆(4/5)
一枚板適性
希少性
価格帯
おすすめ度
★★★★☆(4/5)
★★★☆☆(3/5)
★★★☆☆(3/5)
★★★★★(5/5)

主産地

長野県全域(特に北信・東信・南信地区)

長野県木曽郡

長野県上伊那郡

長野県諏訪郡・茅野市周辺長野県はカラマツ人工林の面積が全国最大で、国産カラマツ材の主要供給地です。標高1,000m前後の高冷地で育つため成長は遅く、年輪が緻密で強度の高い材が育ちます。

​概要

信州唐松は、長野県産カラマツのブランド材です。カラマツは日本固有の落葉針葉樹で、国内では長野県を中心に大規模な人工林が造成されており、信州産はその中心的な供給地として知られています。

戦後の拡大造林期に大量植林されたカラマツ林が近年成熟期を迎え、良質な大径木の流通が増加しています。かつては「ヤニが多い」「割れやすい」などのイメージから敬遠されることもありましたが、乾燥・加工技術の向上により、これらの課題は大きく改善されました。

針葉樹でありながら広葉樹に迫る硬さと強度、オレンジがかった豊かな色調、力強い木目——信州カラマツはこれらの個性が評価され、フローリング・構造材・家具材として近年急速に需要が高まっている注目の国産材です。

​メリット

針葉樹の中でトップクラスの硬さ・強度
温かみのある豊かな色調
力強い木目が個性的な空間を演出
樹脂分が多く耐久性・防腐性に優れる
コストパフォーマンスが高い
国産材で産地・品質が明確
近年流通量が増え入手しやすい

​デメリット

樹脂(ヤニ)が出ることがある
スギ・ヒノキより加工にやや手間がかかる
乾燥が不十分だと割れ・狂いが出やすい
香りはスギ・ヒノキほど強くない
ヒノキのような格式感は出にくい

類似樹種

吉野スギ

天竜スギ

三河檜

アカマツ

トドマツ

​色味

淡黄褐色
オレンジがかった赤褐色(心材)
クリーム〜淡黄色(辺材)
温かみのある琥珀色

心材はオレンジがかった赤褐色で温かみがあり、広葉樹にも引けを取らない豊かな色調を持ちます。経年とともに落ち着いた飴色・褐色へと深みを増していきます。

​木目

力強い年輪の縞模様

板目面に現れる大きな山形木目

柾目面の均一な縦縞

樹脂によるキラリとした光沢

針葉樹らしからぬ存在感のある表情カラマツは針葉樹の中でも木目の表情が豊かで、板目で使うと力強い山形模様が現れます。

​特徴

針葉樹最高レベルの硬さと強度
オレンジがかった温かみのある色調
力強い板目木目と豊かな表情
樹脂分による耐久性・防腐性
国産唯一の落葉針葉樹
成熟期を迎えた大径木の供給増加
フローリング材としての高い適性
コストパフォーマンスの良さ

​おススメの方

針葉樹でも傷が気になる方(フローリング利用)
温かみのある個性的な木目が好きな方
コストパフォーマンスを重視する方
国産材・信州産材にこだわる方
構造材から仕上げ材まで統一したい方
CLT・大型木造建築に取り組む設計者

​材木屋コメント

信州カラマツはここ数年で最も変化を感じる国産材の一つです。かつてはヤニや割れのイメージが先行しましたが、乾燥技術の進歩で別物のような品質になりました。オレンジがかった温かみのある色と力強い木目は、スギ・ヒノキとはまた違う個性があり、「カラマツでなければ出せない空間」を求めるお客様が確実に増えています。

家具職人コメント

針葉樹なのにこの硬さ、というのがカラマツを使うたびに感じる印象です。フローリングに使うと傷がつきにくく、施主からの評判も非常に良いです。木目の表情が豊かで、塗装・オイル仕上げどちらでも美しく仕上がります。

​経年変化

新材時のオレンジがかった赤褐色から、経年とともに落ち着いた飴色・深い褐色へと変化します。樹脂分が豊富なため表面の艶が長く保たれ、使い込むほどに深みのある表情になります。フローリングとして使うと足裏の油分も加わり、独特のツヤと風合いが育まれていきます。

本樹種の在庫状況

有り

※在庫は日々変化いたしますため、現状につきましてはお問い合わせください

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​角重実店舗(完全予約制)都内

​一枚板/カウンター材/無垢材など

​用途

フローリング, 構造材, 外装

SEO説明

信州カラマツ(シンシュウカラマツ)とは?特徴・用途・木目・価格を材木店が解説|樹種図鑑

SEOタイトル​

信州カラマツ(シンシュウカラマツ)の特徴・用途・木目・価格・経年変化を詳しく解説。長野県産の国産カラマツ材で、針葉樹最高レベルの硬さと温かみのある色調が特徴。フローリングから構造材・CLTまで幅広く活躍する注目の国産材です。

F&Q​

Q. ヤニが出るって本当ですか?

乾燥が不十分な材ではヤニが出ることがあります。ただし近年は乾燥技術が向上しており、適切に乾燥処理された材ではヤニの問題は大幅に改善されています。購入の際は乾燥状態を確認することをおすすめします。


Q. CLTとは何ですか?

CLT(Cross Laminated Timber=直交集成板)は、板を繊維方向が交互になるよう重ねて接着した大型木質パネルです。信州カラマツはCLTの主要原材料として注目されており、大型木造建築・非住宅建築への活用が急速に広がっています。


Q. なぜ近年注目されているのですか?

戦後植林されたカラマツ林が成熟期を迎え良質材の供給が増えたこと、乾燥・加工技術の向上で品質が安定したこと、そして国産材見直しの機運が高まったことが重なり、フローリング・構造材・CLTなど幅広い用途で急速に需要が拡大しています。

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